銀座せきぐち

コンセプト

SEKIGUCHI

CONCEPT

上質なひとときを、ゆったりした空間で。

Have a quality time.

食材の生産者達の想いを、料理人としての経験と技術でお客様にお伝えする。これが関口の料理に対する想いの根幹。
 

銀座せきぐちの公式

その日入荷した最高の食材を、最高の技術、こだわりで調理し、最高のタイミングで提供する。
 
その為には日本料理の形式を飛び越え、或いは日本料理の枠から逸脱し西洋料理を取り入れる...柔軟な懐石・会席料理が関口の世界観である。
 
まずは、食材ありき。
 
有機農法で生産された野菜を生産者の元に足を運び直接契約し、豊洲市場に並ぶ数多の魚を自身の目利きで選り抜く。
 
冷たく出すのがいいのか?温かくするのがいいのか?煮る、焼く、揚げる...どう調理すればいいか?一つ一つの食材に真摯に向き合い答えを出し、一品一品がメインたり得る料理に昇華させる。
 
食材×タイミング、これが銀座せきぐちの公式。
全てはお客様の笑顔のために。
 
 
 

和食の命も、柔軟思考で適材適所

和食の命でもある、出汁(だし)。
 
基本は挽きたての本枯節ではあるが、鰹出汁だけに拘らず素材に合わせ料理毎に変えていくのがせきぐち流。
 
野菜は、野菜から取った出汁で。
肉は、肉から取った出汁で。
鱧ならば、鱧の骨から取った出汁で。
 
素材の味を十分に引き出すための、素材そのものから取った出汁。これが関口の表現する繊細な味の源流となる。
 
写真は、コースの最後に提供する鴨雑炊。
鴨の肉、骨、野菜を半日かけて煮出した出汁を楽しむ滋味深い一椀。
 
 
 

日本酒の魅力で料理とお客様を繋ぐ

「唎酒師(ききざけし)」とは、SSI(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会)が1991年に制定した「日本酒のソムリエ」とも呼ばれる認定資格。
 
清水は、以前勤務していた築地の鮨店で取り扱う50種類以上もの日本酒を効率よく理知的にセレクトするため、2014年にこの資格を取得した。
 
日本に約1,400軒ある蔵元に、1万種以上ある銘柄。その中から知名度は低くとも関口の料理にマッチする燻銀の酒を選り抜く。
 
蔵元の思いの詰まった珠玉の一杯が、関口の料理と共にお客様の笑顔に繋がる...その一瞬を見届けることが、清水の唎酒師としての矜持である。
 
 
 
 

手打ち蕎麦で、締める。

せきぐちのコースは、一般的な会席の「お揃い」ではなく店内で打つ蕎麦で締める。
 
関口が手打ち蕎麦を打ち始めたのは24歳の頃。以来、様々な産地の新蕎麦を取り寄せて検証を重ねた結果、香り、甘味、喉越し、そのどれもが完璧だったのが青森産の蕎麦粉だった。
 
青森産蕎麦粉に、季節の野菜を練り込んだせきぐちの蕎麦。
 
その蕎麦に合わせる蕎麦つゆも風味を最大限に際立たすため最後の一滴まで飲み干せる程の薄口に仕上げており、一皿として完結した逸品である。
 
 
 
 
 
 
 
 

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店内厨房で蕎麦を打っています。蕎麦アレルギーの方はご留意ください。

カービング・チャンピオン

「フルーツカービング」の技術は、タイ国王の食卓を彩るために発展したものであるため、和食の料理人でこの技術を持つ者は非常に少ない。
 
宴席での演出にと思い始めたカービング、2018年にテレビ番組「TVチャンピオン」(テレビ東京系列)の「シェフズ・カービングコンテスト」の回に出演を果たし、2019年には日本タイカービング協会主催「タイカービングコンテスト」にてゴールドアワードを獲得するまでに至る。
 
当店においては、調理に用いる野菜類やデザートのフルーツに施しているが、お祝いや記念日の名入れカービングも承っている(要事前予約)。
 
定期的なカービング教室も実施予定。